おひさしぶりなLunaでございます。皆様、いかがお過ごしでしょうか。
SL?ほとんどプレイしてねえ。・・・すみませんすみませんリアル忙しいんですマジで。
まあ、でもですね、ちょっとこれは書きたいと思ったので見学に行ってきました。
なにって、
IZOUさんのblogで数日前に書かれていた、そのIZOUさん作な

コレ。
元UOプレイヤーなら(現役の方でもご存じでしょうが)誰でもお分かりなこのおうち。
そう、
サンド・ストーン・パティオ(以下SSP)でございますわよ。
Prim数(ストレージ上限みたいなもん)の関係で違う部分もありますが、よくここまで作れたものだ・・・。IZOUさんステキ。マジステキ。超すげえ。
なんでわたしがそんなに感動してるかっつーとだな。
このSSPは、2000年のトラメル建築解禁時に初めてブリタニアに建てた家で、その後プレイしなくなってもどうしても捨てられず、この春まで持っていた思い出の家だからです。
始めたのは、もう少しでR導入となるT2A時代の最後の方。ヘイブンなんてまだ存在しなかった。
キャラ作成したら唐突にぽーんと放り出されたあの時代です。所持金100gpで。
というわけで、郷愁を感じに参りましたんですのよ。

まず玄関。
この角度でこの家を眺めたことなんてあるはずもないのに、どうして「ああ、SSPだ・・・。」とすぐに分かるんだろう。

SSP特有の一階のパティオ部分。
これも、この角度からこうして眺めたことなんてないのに、見ていたことがあるような気分になってしまう。
そういえば、ここにベンダーを並べていたことを思い出した。

二階というか屋上へ。
ああ、ホントにSSPだね。
広さといい、床タイルといい、なにからなにまでSSPだ。

パティオの天井部分、テラスと言えばいいんだろうか、ここからもこうやって外を見ていたような気が。
IZOUさんもご自身のblogで仰っていましたが、

違和感がまったくないんですよ。
ここはあの頃のわたしが暮らしていたブリタニアに存在するSSPだと思えてしまうこの不思議。
当時は知り合いではありませんでしたが、同じ時代に同じシャード(サーバー)で遊んでいたEnmaもやっぱり郷愁を感じるようで、

こんなもん作ってた。

GHワンドですよ!
ついでに

IDワンド。
チャージ数128つーのがまた細かいなオイ
懐かしいね。狩り行ったりトレハン行ったりした後にこれで鑑定したよね。
PowerとかVanqとか、わっかりにくいけど趣のある区分けとかあったよね。数値化なんてしなくて良かったのにね。
しかしですね、懐かしさと共に

切ないんですよ、ここにいると。
切なさが炸裂しちゃうわけなのよ。


正確に言うと空を見ることを望んだわけではなく、あの頃確実に存在していた「単なるゲーム」ではない「世界」を、あのまま真っ当な形で進化させてほしかったんだけどね・・・。

アイテムゲー、そう、UOはいつしかただのアイテムゲーになってしまった。
IZOUさんもblogで仰っていたけれど、アイテム保証やアーティファクトなど誰が望んだというんだろう。そんなもの、少なくともわたしやわたしの周りにいた人たちは誰も望んでなどいなかった。
ゆっくりと、その望まない方向に進んでいくのを見つめ続けた5年間がどれだけ切なかったか。
ブリタニアという「世界」が「ただのゲーム」になってゆくのを、指をくわえて見ているしかできない自分が歯がゆかった。
わたしより古くからプレイなさっていた古参な方々は、きっともっとそんな思いをしていたんだろう。

ここにいると、いい思い出もそうでない思い出も、全てがよみがえってくるんです。
一生懸命内装をしたこと、大きな家ではないからロックダウン数との戦いだったこと、たくさんの友達との様々な思い出、同じ時から長いことお隣さんだったMさんは今頃どうしてるんだろう。

初めてのMMOだったから特別な思い入れがあるということだけでなく、昔のブリタニアで過ごした人ならば、「ある意味ふるさと」というわたしの言葉が少なからずお分かりなんじゃないかと思います。
「桃源郷」と名の付くこの地で、懐かしく、そして切ない夢を見させてくれたIZOUさんに心からの感謝を。
人それぞれ時期は違えど、楽しかったよね、「あの頃」。

ねえ。ブリタニアの空はこんな風に青かったのかな。