Libaccaさんの素敵なCβライフ --2013年4月分後半 --
EAとDisneyがStar Warsのゲーム作る契約したって?
CNNの該当記事をチラ見しただけなのでよくわかりませんけども。

では、いつものLibさんのコメ欄まとめシリーズ、4月分後半です。

2004年12月4日 Vol.2 -重厚な宮殿内-

Libacca :
ダンスパーティの舞台裏(迷走編)

SWG のサービスが開始されたのは、ブロードバンドの普及期でした。この頃はナローバンドでも常時接続が当たり前になっていましたが、当時から見てほんの数年前まで「テレホーダイ」の時代だったので、MMO 歴の長そうな人の間には「23時からが本番。2時や3時は当たり前」な気風も残っていたように思います。

しかし、時代の趨勢は変わりつつあり、平日だとだいたい 23 時ぐらいから「風呂入って寝るわー」などと言って落ちていく人が出始め、0時を過ぎた頃にはいつもの深夜組だらけになるというのが大体のパターン。週末で、イベントがある場合は、だいたい 0 時ぐらいまでは頑張ってくれるんですが、0 時を過ぎた頃からポロポロと人が抜け始める感じでした。

イベントを計画する際、開始時間と終了時間をどう設定するか、というのは重要な要素です。特に終了時間は重要で、なるべく大勢の人が気楽に参加できるようにするためには、あまり遅くならないうちにエンディングを迎えるべきです。

……なんてことをですね、ダンスパーティの時にはあまり考えていませんでしたw

さて、このイベントでは、「単に踊ってるだけではすぐに飽きるだろう」と考え、次々と場所を移動していく計画になっていました。
第一部: 宮殿前の大階段
第二部: 宮殿内部の階段
第三部: 宮殿後部の展望台
という感じ。各部は約30分の予定。これは「30分も踊ってれば満足するだろう」という判断です。

しかし、やってみると、次々と予想外の事態が発生します。

第一に、グループを作るのに時間がかかりすぎました。これだけ人数がいると、誰がどのグループに入ってるのかわからない/誰がリーダーなのかわからないなどの混乱が生じるのでグループを組むだけでも大仕事です。グループ組んだら組んだで、グループチャットには約 20 人分の挨拶だの雑談だのが流れるので、グループリーダーからの指示なんて伝わりません。

Luna さんの参加したのは club メンバーを中心としたグループだったので、比較的混乱は少なかったようですが、グループ2と3は、かなり大変だったと思います。 vol1 の SS の中で 23:19 に「お、お隣もはじまったw」ってセリフがありますが、これが多分全員が踊り出した時間です。イベントスタートまでに約 50 分かかってますね。

第二に、イベント用のチャットチャンネルなどの用意をしておらず、参加者全員に対してアナウンスする手段がありませんでした。23:48 分に第一部終了後、宮殿内部に移動する予定だったのですが、それを伝える手段がない。club のギルドチャットで各リーダーに移動を指示するようにお願いし、各リーダからグループにそれを伝えてもらおうとしたんですが、混乱の中で伝言ゲームがうまくいくはずもありません。さらに、参加者の多くは、誰が運営スタッフなのかよくわからない状態だったので、移動を指示されたところでそれに従っていいものやら見当がつかなかったことと思います。

第三に、これだけの人数が一度に移動しようとすると非常に LD(リンクダウンの略・回線落ち) が起こりやすくなる、ということを想定していませんでした。実際、次々と LD が続発し、なかなか戻ってこれない、戻って来ても落ちている間にした話が通じていない人が大勢出て、状況はさらに混乱していくことになります。正直、移動はやめておけば良かったと思いつつ、コロコロ方針を変えては混乱に拍車をかけることになるので、なんとか宮殿内部に移動します。この間の Luna さんの SS が無いのは、Luna さんも落ちたりしたんじゃないかな。

そうこうしているうちに、だいぶ夜も更けてきて、少しづつ人が減り始めました。多分、第二部の終わりには半分ぐらいにまで減っていたと思います。後から聞いたら、LD して戻ってこれなかった人も結構いたらしい。Luna さんの SS でも最初は 19 人いたのが 17 人に減っている上に、一部メンバーが入れ替わっています。たぶん、人数が減ったのでグループの再編をしたんだと思います。

そんなわけで、経験も浅く成り行き任せのイベント運営だったせいで反省点も多いのですが、参加者全員でエンディングを迎えることができなかったのは特に残念でした。この経験から、今後計画するイベントでは開始時刻/終了時刻を強く意識するようになります。予定した終了時刻になったら、なんらかの形で一度締め、タイムアップの人が気持ちよく抜けられるようにし、それ後は余裕のある人たちだけで二次会みたいな形にするとか。


2004年12月4日 Vol.3 -2人のサプライズ-

この回の話はLibさん曰く、"事実を元に脚色したフィクションです"だそうなので、皆様そのおつもりでどうぞ。

Libacca :
ダンスパーティの舞台裏(魔法の時間編)

気がつくと、会場からだいぶ人が減っていました。
いつの間にか「シンデレラの時間」を大きく過ぎています。
みんなもう眠くなってしまったのでしょう。
去っていく人々はみな満足そうに見えましたが、Libacca さんは少し残念に思いました。
もうひとつだけ、とっておきの趣向が残っていたからです。

Libacca さんは、Jig さんにそっと話しかけました。
二言三言交わすと、Jig さんはこっそりと会場を抜け出し、どこかに消えていきました。

それから Libacca さんは、みんなに宮殿の奥に移動するようにと言いました。
夜も更け少し疲れていたこともあり「別にここでいいじゃん」と言う人もいましたが、Libacca さんは黙殺しました。
階段を昇り、玉座の間を通っていく時に「せっかくだから、ゆっくり観光しながら行こうよ」という人もいました。
うん。気持ちは分かるよ。ここはすごい綺麗な建物だからね。そう思いつつも、Libacca さんはみんなを急かしました。

やがて、宮殿を抜け展望台へと、みんなはたどり着きました。
そこは高台に建つ宮殿の後ろにある建物で、険しい崖の上に張り出すように作られていました。
眼下にはナブーの森林がどこまでも続いていて、その中を縫うように川が通っているのが見えます。
太陽は沈みかけ、あたりは黄昏時の淡い光に包まれていました。

みんなが展望台からの光景を眺めていると、突然目の前で大きな花火が開きました。
花火は次々と上がり、手を伸ばせば届きそうなぐらいの距離で、いくつもの華を開いていきました。
その花火は、展望台の遥か下、崖の途中から Jig さんが上げているものでした。

数日前、会場の下見に来た時、Jig さんが思いついたのが、目の前で開くこの花火でした。
当初から最後に花火を上げようという話はしていたのですが、この場所を見た時に、見上げるのではなく、目の前で見る、この花火を思いついたのです。
下見の時は、Jig さんが展望台に残り、Libacca さんが崖に降りて、高すぎず、低すぎず、一番綺麗に花火が見れる場所を探しました。
だから、Libacca さんも、この花火を見るのはこの時が初めてだったのです。

それはとても綺麗な光景でした。
辺りを見回すと、みんなこの花火をとても気に入ってくれたようでした。
Libacca さんは、とても嬉しくなりました。

ところでこの日、Libacca さんはお酒を飲んでいませんでした。
大きなイベントのある日でしたから、途中で酔っ払って訳がわからなくなってしまっては困ります。
さすがの Libacca さんも、この日ばかりはシラフでいたはずです。たぶん、そうだったはずです。

しかし、初めての大規模なダンスに、興奮していました。
gdgd だったとはいえ、イベント進行でいろいろと気を使うことが多く、疲れてもいました。
時刻は1時を過ぎ、深夜独特のハイテンションになっていました。
そして、綺麗な花火に、感動もしていました。
だから、この時 Libacca さんの頭の中には、何か脳内麻薬のようなものが分泌されていたのかもしれません。

突然、空気が変わり、「魔法の時間」が始まりました。

幼い頃、遊び疲れ、友だちと家路に着こうとした時に見た、真っ赤な夕日。
文化祭の準備に終われ、深夜まで残った教室での、他愛のない会話。
卒業証書を片手に、「そのうちみんなで集まろう」と、約束を交わした時。

あの時に感じた、ゆっくりと濃密に時間が流れる感覚。
自分の周りにあるすべてのものがいつもよりも大切に感じられ、
今この時この瞬間がずっと続けばいいのにと願いながら、
砂時計の砂が落ちる、ほんの僅かの間しか続かない特別な時間。

Libacca さんは、今この瞬間の光景をこの先もいつまでも覚えているんだろうな、と感じました。
月日が流れ、すっかりこの日のことを忘れてしまっても、きっと何かの折にこの光景が心に浮かぶはずです。
繰り返し繰り返し、何度も忘れ何度も思い出す、そんな確信がありました。

あの時、「魔法の時間」を感じたのは Libacca さん一人だけだったのかもしれません。
でも、その時の Libacca さんには、「魔法の時間」が、その場にいるみんなに訪れているように感じられました。
だとすると、ここには一人足りない人がいます。

Libacca さんはそっと展望台を抜け出しました。
今のこの時間は、ベスティンのカンティーナで、一人の友人がみんなに声をかけていったことから始まったものです。
だから、どうしても彼に来てもらわなければ、と思ったのです。

「魔法の時間」は長くは続きません。急げ!急げ!
Libacca さんは、飛ぶような勢いで宮殿を駆け抜け、急いで崖をかけ降りて行きました。

黄昏時は終わり、夜の帳が降り始めていました。
彼は崖の中腹で、一人で花火を上げていました。
それは展望台にいるみんなの姿とは、ひどく対照的に感じました。

「交代しよう。Jig。みんなが待ってるよ」

その後、Libacca さんは、ナブーの夜空を見上げながら、花火を上げました。
ナブーの空には、銀色に輝くスターデストロイヤーが浮かんでいました。
Libacca さんにとって、その風景はこの世界に来る以前にも繰り返し見た馴染み深いものでした。

そして、ふと気がついたのです。
この日出会った多くの人たちも、この世界そのものも、全てがもうすぐ消えてしまう、ということに。
そしてその後は……。

その後は、いったいどうしよう?

Libacca さんは途方にくれてしまいました。

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Libacca :
おまけエピソード:その1

半年ほど後のこと。
Game Watch の記者さんから、ゲーム内でインタビューを受ける機会がありました。
お題は「SWG でエンタとして生きること」だったかな。特集記事の一部に使われるという話でした。
「なるべく人通りの少ない場所で」という条件で、インタビューの場所はこちらで決めていいということだったので、俺は「ナブー宮殿の展望台」を指定しました。
Libacca さんとしてインタビューを受けるなら、そこしかないと思ったわけです。
その時の記事はこちら


おまけエピソード:その2

さらにもう少し後のこと。
夏祭りのイベント企画した際、各部門にディレクションを行う担当者を置き、俺自身はプロデュースに徹することにした、みたいな話を以前もしましたが、実はひとつだけ俺のわがままを通したことあります。
それはオープニングセレモニーの花火を「崖下から上げる」という演出にしたことです。
あの日の花火に対する俺なりのオマージュでした。

打ち合わせの様子が Daxter さんのブログに残っています。

無理矢理やらせておいてなんですが、展望台の時は窓枠が「額縁効果」を発揮していたんだなぁ、という印象でした。
夏祭りのラストの花火は、とても素晴らしかったけどね!

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4月分はこれで終わりです。今回は独白で。いつもありがとう。>Libさん

"おまけエピソード:その1"にリンクする話が、このblogの過去記事にあるので貼っておきます。Last Club Nightネタの後半ですね。
ちなみに、その記事の中で、チケット切られたら寝覚め悪いからって名前にモザイク入れてる吹き出しがありますが、あれはTetsuさんだから

さて、話は戻って、シード宮殿でのダンスパーティーは、自分の中で"以前"と"以降"で分けられるような、ひとつの区切りでもありました。
なので、次の日記に進む前にまとめをupすることに。

βは、ワイプ前提のクローズドな時期はあと10日ほど、製品版開始までは20日ほどあります。私が最後まで本文を書けるかどうか、そしてその後のkatanaのことをも書くモチベーションが続くかどうかは、正直わかりません。だっていつ飽きるかわからないしねえ。それこそ明日HDD飛んじゃう可能性もあるし。
でも、私が書かないとLibさんのコメも続かず、それは"自分の読む楽しみがなくなる"ということでもあるわけなので、まぁ、気負わずぬるく適当に、時々休みつつ、ぐらいな感じで。

さー、ぼちぼち次の下書きでも始めるか。いつも通り、迷いつつ、悩みつつ。
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by luna_swg | 2013-05-07 22:44 | SWG -JP cβ Remake-
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