タイトル画像変更 --2013年12月4週目--
ロシアナショナルがありました。フィギュアスケートの話ね。
盛大にネタバレしますので、知りたくない場合は、先にどこかで結果などをご覧になってください。

リザルトはともかく、演技を見ること自体はスカパーの放送がまだのため、ストリーミング、もしくは誰かがYoutubeなどに上げてくれるのを待つしかなかったのですが、ドキドキハラハラして落ち着かない数日でした。プルシェンコの体調が気になって気になって。

SPは奇跡でフリーは涙。一言でいうなら今、そんな感じです。

現在31歳。それだけでもすごいのに、椎間板を人工のものに入れ替えるという大きな手術からまだ1年も経ってないという事実。
ファンなのかと聞かれると オンシーズンしかこまめに情報を手に入れようとはしない程度なので、そうですと言うのはおこがましい気もします。私はフィギュアスケートが好きだけれど、特に誰か1人のファンであるということが、ほとんどなかったりするし。たった1人を除いては。
そのたった1人はとうの昔に引退していて、私はその人から貰った感動を追い続け、今もフィギュアを見ているのかもしれません。
まぁ、それでも、かなり好きとか割と好きとかあんまり好みじゃないとかいうくらいの区分けはあって、プルはかなり好きなんです。昔から、ぶっとんだ天才っていうのが好きで。いやもちろん、才能の上に努力を重ねて苦悩し、結果を残してるわけなんですけど。
昔、なにかの国際大会で初めて見た時、「ああ、そのうち金メダリストになるわ」と感じたことを覚えています。確かまだ15歳だったと思いますが、そういうオーラが既にありました。あれから16年も経ったのか、早いなあ。

トリノで終わりだと思っていました。EXのアンコールのカルーソーは、涙無しには見られませんでした。今でも大好きなプログラムだし、名プログラムのひとつと言ってもいいと思います。今は亡きパバロッティの素晴らしい歌声と相まって、ほとんど静かに滑る、それだけなのに美しく、湧き上がるような情感が伝わってくる演技でした。
文中のリンク先はニコ動。画質が良くて、日本での放送版で、なおかつ曲の日本語訳詞がついてる、個人的お気に入りです。ああ、でも、コメ無しで見た方が気をそらされることなく堪能できるのも事実なんだよな。悩ましいところだ。
EXで1本滑った後のアンコールでという恐ろしい体力。途中のなんでもないイーグルも直進もステップも、ラストのデスドロップも、何度見ても見惚れます。ジャンプの人という印象が大きいと思うのですが、いや確かに体幹コントロール力とかありえないくらいすごいんだけど、でも、天性の才能と確かな技術に裏打ちされた表現力がいちばんすごいと、私は思います。

この時のこの演技が、現役としては最後だろうと、フィギュアが好きな人なら誰しも思っていたのではないでしょうか。
それがまさかのバンクーバー復帰。
採点の風潮など含めいろいろありましたが、流れに一石を投じたことは間違いないと今でも思うし、こうしてまた、今度こそ最後のソチに向かい、今の状態での全力の演技をしようとした、これがもう、フィギュアファンとして幸せという他ありません。ナショナルの結果(点ではなく)については、今はまだ悲しいですけど。
いや2位って、31歳で男子シングルで2位って、それが既に恐ろしくすごいことなんだけどさ。

ロシアの男子シングルのソチ枠はひとつ。コフトンもヴォロノフも、そしてガチだって好きなのに、誰か1人しか行けない。地元だというのにたった1人。フィギュアの神様はなんて意地悪なことをするんだろう。
いや、しょうがないことは分かってるの。前年度のコフトンは超頑張ったよ。見てたよ。
それでもせめて、2枠あればと思っちゃうんだ・・・ホーム枠とか欲しいよ・・・

今回、コフトンが優勝したこと、今まだ情報が交錯していて、はっきりとはわからないけど、ユーロには出ないとプルが言ってるというのが本当なら、ソチはコフトンになるのでしょう。
いやぁ、あのやんちゃそうなところとか割と好きで、どう育つか楽しみにしてはいるのですが、今回はねー、プルに有終の美をという感情が強くてねー。だって長いこと見てきたんですから。

幸せですよね。あんな飛び抜けた才能を、現役で16年も見ることができるなんて、それも基本的に選手生命の短い男子シングルでなんて、フィギュアを見続けている者として本当に幸せだと、しみじみ思います。

もしかしたら今日が最後だったのかもしれない。
もしかしたらユーロがあるのかもしれない。
もしかしたらソチの道もあるのかもしれない。
わからないけど、どんなに長くてもあと2ヶ月弱くらいで終わり。
見ることができる幸せと、なにをどうしても残りわずかという寂しさ。

オリンピックシーズンは、たくさんの嬉しさと悲しさを同時に味わう、複雑な年でもあります。感動も数ありますが、ジュニアの頃から見続けた選手が、オリンピック後にごっそり引退するのも常ですから。
前回のバンクーバーでは、採点の流れなどもあってベテラン勢があまり抜けなかったけれど、今回はその分、たくさん抜けるのだろうし。
4年に1度とはいえ毎回毎回、いろんな意味で涙無しには見られなくて、やたらと疲れるんだよオリンピック。いつも、済んだらしばらく抜け殻です。
今期もすでに全日本から今日のRNまでしこたま泣いて、これからソチまで、そしてそのソチ本番で、一体どれだけ泣くことになるんだろう。

と、長々と好きにだらだら語りましたので、さらりと年内消化バージョン扉絵に変更しておきます。
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9月にどこかのIDをクリアした後、脱出ポイントのそばで1人で撮ったもの。
出来はイマイチというかイマサンくらいなので、こういうタイミングでもなければお蔵入りでした。

ではまた!
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by luna_swg | 2013-12-26 03:25 | Title Image
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